AI雑記
というブログでAppInventor本体のソースをBuildしてみたという記事を発見。
ソースを追いかけようとしている方を発見して嬉しかったので、関連エントリを書いてみることにします。
このエントリではAppInventorのソースをEclipseにインポートするところだけに焦点を当てます。
元ドキュメントは、
Eclipse for App Inventor
になります(元ドキュメントにはスクリーンショットがありませんので自前で作りました)。
一部、訳がテキトーになっているところがありますが後日修正していきます。
App Inventor開発をEclipseで行う方法
メモ:このドキュメントを読む前に「AppInventorの取得とビルド方法」を読んでおくとスムーズです。
※訳注:まだ上記文書は翻訳してません。
GitHubからクローンした環境があるならAppInventorフォルダの中で、antを用いてApp Inventorのローカルコピーをビルドします。
cd appinventor-sources/appinventor
ant clean
ant
※訳注:全ての環境において言えることですが、antでbuildする際にはgitコマンドへのPATHが通っていることを確認してください。そうしないと途中でbuildに失敗します。
appinventor-sourcesフォルダに入り、空のbinフォルダを作成します。
cd appinventor-sources
mkdir bin
次に、Eclipseを起動します。
workspace選択が表示されたならデフォルトのものを使います。
Eclispseのメニューから[ファイル]-[新規]-[Java プロジェクト]を選択します。
Javaプロジェクト作成ウィンドウの中の
1.プロジェクト名は空のまま
2."デフォルト・ロケーションの使用"のチェックを外す
3.参照ボタンを使ってappinventor-sourcesフォルダを選択する
4.[次へ]をクリックします。
Java設定(Javaビルド設定)
- ソースタブ(デフォルトは一番左のタブ)のウィンドウ下部の”デフォルト出
力フォルダ"に参照ボタンを使ってappinventor-sources/binサブフォルダを選択
して設定します(このbinフォルダは先ほど作成したものです)。
- 「順序およびエクスポートタブ」(一番右のタブ)を選択し、
andorid.jar
(1つはappinventor/lib/android/2.2
のものともう1つ
appinventor/buildserver/build/classes/BuildServer/files
以下にあるもの)
というjarファイルの2つをチェックし、[下部ボタン]をクリックしてそれらをリス
トの下へ移動します。(このステップはEclipseのisEmpty()メソッドのための赤いXエ
ラーメッセージを防止します)
3.[完了]をクリックします。
4.ポップアップしたウィンドウ内のメッセージ:
"出力フォルダが変更されました。
すべての生成されたリソースを以前のロケーションから除去しますか?"
が出たら
"はい”
をクリックします。
Eclipseにおいてエラー無くappinventor-sourcesプロジェクトを構成するためにこれらのことを実施すべきである(パッケージエクスプローラでそのような表示になるように)。
Eclipseの自動ビルドプロセスはappinventor-sources/binに.classファイルを出力するが、これらについて気にする必要はない。通常、AppInventorのビルドにはantが使われる。
(コード)スタイルガイド
Eclipseデフォルトはタブサイズが4になっていますが、AppInventorのスタイルガイドは:
|
この設定をElicpseで変更するには:
[プロジェクト]-[プロパティ]-[Javaコードスタイル]-[フォーマッタ]
を開き、
"プロジェクト固有の設定を可能にする”
にチェックを入れ、
”編集"
ボタンをクリックします。
この設定を保存することができるようにプロファイル名を変更し、最初のタブ"インデント"を開き、(一般設定の)タブ・ポリシーを"スペースのみ"を選択します。そして、サイズを2にします。
同じタブ上で、下の方にある"インデント"セクションは、"空の行"を除いて全てのチェックボックスをチェックします。
7つめのタブ"行の折り返し"では、"一般設定"の"行の最大幅"を100に変更します。
リンク先のスタイルプロファイルをEclipseにインポートして自由に使ってください(※訳注:ドキュメントオーナーからのアクセス権限付与が必要なようですのでここではリンクは作成しません)。全てのケースにおいて正しいことは保証できないが、この6ヶ月間利用していて多くの問題点もなく使えている。
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