2012年12月26日水曜日

appinventor-java-translationというプロジェクトの存在

Google Codeに

appinventor-java-translation

というプロジェクトがあります。













その名の通り、App InventorのプロジェクトをJavaプロジェクトに変換しようという試みです。




メインプログラムである

build-72.jar 

がアップロードされた日付が2012年7月20日となっていますが、ソースの更新日付は最新のものでも4月くらいになっているので半年以上更新がされていないので今後どうなるのかはよく分かりません(詳しく調べていないため)。

同じサイトに置かれているAppInventorプロジェクトも一見すると変換されているように見えて実際buildして動かしてみると動かなかったりとなかなか厳しい状況のようです。


このツールの使い方は簡単でJavaがインストールされている状態ならbuild-72.jarをダブルクリックするだけです。すると冒頭のスクリーンショットのようなウィンドウが開きます。

InputにAppInventorプロジェクトのZIPファイルを指定し、OutputにEclipse用のAndroidプロジェクトを出力するフォルダを指定してConvertボタンをクリックするだけです。


出力フォルダにはJavaにBridgeするためのApp Inventorコンポーネントライブラリファイルが入ったEclipseプロジェクトが生成されます。


Eclipseに生成されたプロジェクトをインポートしただけではBuildが出来ず、Androidツールからプロジェクトプロパティの修正をしないとAndroidManifest.xmlを認識してくれないなどいくつか注意が必要です(READMEにも既知の問題点について記載があります)。

海外フォーラムでも非常に限定的でシンプルなものしかコンバートできないといった話題が投稿されているようなので実験的レベルでしかないようですが、時々チェックしておきたいと思います。


0 件のコメント:

コメントを投稿

おすすめ書籍