2012年12月24日月曜日

AppInventor Portable for Windows(仮) Part2


前回、実験ということで

AppInventor Portable for Windows(仮)

を検証しましたが、欲を言えばJDKのインストールさえも無くしてしまえばユーザはよりロジックを考える部分に集中できるハズ、ということでJDKもUSBメモリに追い出してしまうというテストをしてみました。




結論から言えば、

動きます

ので、おそらくセットアップ作業を省略してすぐにApp Inventorを開始することができる可能性はあります。

上記の状態で唯一設定が必要なのは
BlocksEditorを起動するためのjlnpファイルをjavaws.exeに関連づけ
を行うというところなのですが、実はバッチファイル中からこの設定を行うことができるのでこれも

省略可能

です。

そうなるともはや設定することは無くなり、

USBメモリを挿すだけで即App Inventor

な環境のできあがり、です。

ここまで事前準備作業を省略できると敷居は大幅に下がりそうですね。

USBメモリにJDKが入れてあるので日本語フォント豆腐化問題も解消可能です。

さて、あとはこれを何に活かすか、ですね。

ニーズありますでしょうか?コメントお待ちしています。

ニーズ無ければ封印・・・か?



3 件のコメント:

  1. こんばんわ。

    会社でプログラム初心者にAndroidの講座をすることになり、
    できるだけ簡単にAppInventorの環境構築方法を探していました。

    講座時に使用するだけでなく、持ち帰って家でも気軽に利用できるようにしたいと考えていますので、

    ・個別にツールをインストールせずインストーラなどで一括インストールできる
    ・環境変数をいじらせず、アンインストール時に痕跡を残さず消せること

    といったものにしていきたいと思っています。

    ポータブル的なものがもっとも要望にあうかと思い検索したところ、こちらにたどり着くことができました。

    よろしければ構築方法を公開していただけると助かります。
    よろしくお願いします。

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    1. こんばんは。

      コメントいただきありがとうございます。
      ニーズがあったということで実験してみた甲斐がありました。

      さて、本ブログで作成しているAppInventor Portable for Windows(仮)ですが、現在動作確認が取れているのはWindows7 SP1(64bit)のみです。

      USBメモリを持ち帰ったユーザさんの環境が同一というのもなかなか考えにくいのでそれぞれのOSに合わせた調整は必要になりそうですね。

      というのも、現在動いているものはVista以降に入っているmklink.exeというシンボリックリンクを作成するコマンドが必要になるためです。当然、これが入っていないXPでは別の方法を検討しなければならないため、今回の方法についてはVista以降のみサポートとなります。

      なお、JavaSEのJDKについてはJavaソフトウェア配布とJavaソフトウェア使用許諾契約の条項に従う必要があるのでその点についてだけはライセンス条項をご確認の上利用されるようにしてください(問題があるようであればJDKのインストール以外の部分だけ適用するように変更して対応することになると思います)。

      構築方法は近日中にこの記事の続編Part3として公開しますのでしばらくお待ちください。

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  2. naomin様

    ありがとうございます。
    楽しみにしております。

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